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2005.06.10

大徳寺 塔頭 大仙院(だいせんいん)

20050606_01 20050606_02 20050606_03 静寂に包まれた大仙院の朝景。水平に射込む光が整然と描かれた砂紋に奥行きを与え無限な広がりをもたらす大海。一対の砂盛は方丈の中心を暗示し庭との一体感を醸し出す。静寂な雰囲気漂う庭園に清く緩やかな水の流れを瞑想し広縁に腰を下ろすと、白砂に反射した光がキラキラと顔を照らす。

方丈北庭を基に蓬莱山より流れる渓流が、二手に別れ平らかな水流となり、大海へと至る。 移ろう枯山水庭園は方丈を囲い動的な流れを感じさせる。
枯山水の由来は「仮り山水」であり、「石をもって山とし、砂をもって水とする」禅者の悟りへの展開を自然の仮の姿に抽象化し造り上げた世界である。私が、自然に我を解き「もの」に潜む「もの」を捉えるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

空間の流れを感じる大仙院の庭に領域を隔てる「敷石」がある。方丈西庭に敷かれた一線の切石。空間の流れを絶つことなく異なる空間を明快に区別する意匠。その繊細な表現が空間の意味を決定する。一見見落とされる敷石にも仕組まれた意匠がある。

このような思惟を巡らせ空間を味わえるのは開門から30分程度。その後は引っ切り無しに訪れる拝観者の列。大仙院は大徳寺塔頭の中で取分け人気の寺である。

dsc050606_p50 マイフォト:050606_大徳寺 塔頭 大仙院(その他の写真)


dsc050606_s50 マイスケッチ:050000_スケッチ(その他のスケッチ)


創建:永正(1509年)正法大聖国師(古岳宗亘禅師)を開祖として創建。
宗派:臨済宗大徳寺北派本庵
建築:方丈(禅宗方丈建築)書院の間、茶室(すいしょう室)捨雲軒(書院建築)
庭園:大海・中海・方丈北庭(蓬莱形式枯山水庭園)
拝観 : 通常公開(写真撮影禁止)


mapion_logo Mapion:京都府京都市北区紫野大徳寺町




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コメント

アツマサさん♪ こんばんは〜 (^▽^)/
今週のアップはまだかまだか・・と待ってました♪
「枯山水」って言葉、よく目にはしてたのですが、意味を知らなくて・・そしたら説明があったのでうれしかったです!
なるほどね〜(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン 「山と水」を表現してたんや。( ̄~ ̄;) フーン 
今までは、手入れが行き届いててきれいやなぁ〜と直感的な美しさしか味わってなかったのですが・・
これからはもっと想像を働かせて見てみたいと思います。(^-^)/
それにしても数々のお写真をじっくり見せて頂きましたが、アツマサさんの大切な視点は「敷石」とか「建築物」なので、一般の人たちとはまた違ったアングルで撮られておられ、それが見ててとても楽しいですo(*^▽^*)o~♪ ありがと(*- -)(*_ _)ペコリ

投稿: mackey | 2005.06.10 03:39

mackey さん>
こんばんは。今月は友人の結婚式等でバタバタしておりまして、Blogの投稿が少し遅れました^^

直感的に美しいと思う空間には必ず仕組まれた意匠があります。
その空間を構成する要素を見抜く事が私の最も大切にしている事です。
普段なら見落とす些細な意匠が実は素敵な空間を形づくる要素となる事が沢山あり、勉強になる事が多いです。私の視点が特化しているのではなく、ゆっくり足を止めゆっくり空間を眺めているうちに見えてくるものだと思います。
これからも、素敵な空間との出会いに期待して頑張っていきたいと思います^^

投稿: アツマサ | 2005.06.10 04:40

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 永正六年(1509)、六角近江守政頼が創建した。狭い地割につくられた禅院式枯山水庭園は、東北隅に枯滝組をつくって深山幽谷のさまを表すなど、さながら宋元山水画を立体化した感がある。  しかし、印象とすればせせこましい感じが否めなく、たとえば龍安寺の石庭のような伸びやかさがなく、禅寺らしい明るさも感じられない。枯山水式の初期の作という印象で、完成されてないのかもしれない。(素人のかってな解釈である。)  すべての写真撮影を禁止しているのは、どういう考えなのかも分からない。自分の目で実物を直視し... [続きを読む]

受信: 2005.06.25 12:08

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